エアコンからの水漏れはドレンホースが原因!?今すぐできる対処法

公開日

2018年06月28日

更新日

2018年11月16日

エアコンの不調

「エアコンのまわりがぬれてる!」
「カベや床が水浸しになってるんだけど!」

前ぶれもなく突然、エアコンの水漏れ。
エアコンを止めれば、水漏れも止まることがほとんどですが、エアコンはないと困りますし、水漏れするたびに掃除するのはめんどうですよね。

このページをご覧いただいているあなた。
もしかしてあなたのお部屋は今、エアコンの水漏れのせいでビチャビチャになっているのでは…?

ハウスクリーニングのプロ、みんなの生活市場のあらのすけと申します。
困ったエアコン水漏れは、実は簡単になおせる可能性があるんです!

エアコンの水漏れは排水するホースのつまりが原因の8割と言われています。
排水ホースのつまりは、お金をかけずに直せることがほとんどです。

今回はすぐに試せる修理方法と、水漏れの原因について詳しく見ていきます。

エアコンの水漏れは、再発しやすい問題のひとつ。
放っておくと、カビ発生など他のリスクも出てきてしまうんです。

「エアコンから水漏れがーっ!」と思ったときに見てほしい!
まずはお金をかけず、自力で直す方法から、ご紹介していきますね。

すぐに試せる!水漏れ対処法2種

室外機

最初に確認して欲しいのは、室内機から外に繋がっているドレンホースです。
ドレンホースとは、エアコンの室内機から外へ繋がっている排水ホースのこと。

エアコンの室内機と室外機をつなぐため、壁に穴を空けていますよね。
配管を外から見てずーっと下にたどっていくと…。

エアコンから外へ繋がっている排水ホース

ありました!
途中で切れている細い管が排水ホース、つまりドレンホースです。

途中で切れている細い管が排水ホース

ドレンホースはエアコン内部の水分を、外に出すためについています。
穴が空いた状態で外につながっているので

  • ホースの穴からゴミや虫が入りつまる
  • エアコン内部の水と一緒にホコリが排出され、ホース内でつまる

という状況が起きやすく、排水されなくなった水がエアコンの室内機からしみ出てしまうんです。

つまりドレンホースのつまりが取れれば、エアコンからの水漏れが解消される可能性が強い!ということになります。

ちなみに!
温度が低すぎるとエアコン内部に水が付きやすくなります。
もしかしたら、エアコンの設定温度を上げるだけで、水漏れが解消する可能性もあります。
28度まで温度を上げて、試運転してみるのも1つの手です。

さぁ、いよいよつまりを解消していきましょう!

自宅にあるものでできる!ドレンホース掃除に必要な道具と事前準備

<準備するもの>

  • 割りばし or 使い古しの歯ブラシ
  • 掃除機
  • ガーゼ or さらし
  • 輪ゴム 2本ぐらい

まず割りばしを使って、ドレンホースの入り口をかき出します。
入り口には、土やホコリが詰まりやすいので大きなゴミは最初にかき出しておいてください。
この後、掃除機を使って本格的につまりの原因を取りのぞいていきます!

先に大きなゴミを取りのぞいておかないと、掃除機が故障する原因となります。
掃除機まで故障してしまわないよう、ホースの中に水分が残っていないかも合わせて確認してくださいね!

そしてホースの先にガーゼを巻きつけましょう。

ホースの先にガーゼを巻きつける

ゴムは2本つかい、しっかり巻きつけるのがポイントです。

これで準備はOK。
それでは早速、掃除機で吸っていきます!

【その1】掃除機をつかって吸う

掃除機

ドレンホースからゴミを吸い出すには、掃除機が一番です。
掃除機に水が入る可能性があるので、慎重に。
「掃除機まで壊れてしまった…(泣)」とならないように、あくまで自己責任でお願いしますね。

ドレンホースをしっかり持つ

空気がもれないよう、しっかり持ちましょう。

空気がもれないよう、しっかり持つ

掃除機で吸う

2秒吸ったらはなしてください!
「ズズズ」っと水を吸っている音がしたら、すぐにはなしてOK。

掃除機で吸う

排水する

掃除機をはなしてドレンホースを下に向けると、水が出てきます

排水する

この繰り返しです!

【その2】掃除機がないときはホースを使って自力で吸う!

ホース

水漏れを直すにはとにかく、ドレンホースの汚れを吸いださなければなりません。
掃除機がない場合は、自分で吸い出すのも効果的です。
しかし「ドレンホースに直接クチを付けて吸う!」という方法は衛生面が気になりますよね。

できれば園芸などで使用する散水用のホースなどワンクッションおいて吸い出した方が、汚水を吸い込む心配も軽減できるので安心です。

1. ドレンホースの入り口に散水用ホースを付ける

接合部分をしっかり握って、空気が漏れないようにします

2. 散水用ホースの先からおもいっきり吸う!

散水用ホースが長すぎると吸うのが大変なので、30cm程度にカットすると良いですよ!

ドレンホースのつまりが原因であれば、これで一件落着のはず!
それでも水漏れが続く場合、どう対処したらいいでしょうか?

エアコンの水漏れはどこから?考えられる原因と対処法

エアコンの水漏れはどこが原因

ドレンホースのつまりが原因だった場合、エアコンの水漏れは自力で直すことができます。
しかし掃除機で吸い出しても水漏れが続く場合は、ちょっとやっかいです。

「もーめんどくさい!」となる気持ちもよく分かります。
しかしエアコンの水漏れの原因を知っておけば、防ぐこともできるんです。

まずは

  • エアコンはなぜ冷えるのか?
  • なぜ水が発生するのか?

水漏れの原因を探るために、まずはエアコンに水が付く理由をご説明します。

そもそもなぜ、エアコンから「水」が漏れる?

結露

エアコンから水が漏れるのは、エアコン内部が冷え、そこに水滴がつくから。
その水分がたまると、エアコンからの水漏れにつながります。

氷の入ったコップを思い浮かべてみてください。
時間がたつと、コップの周りに水滴が付きテーブルがびちゃびちゃになった経験はありませんか?

温度が下がると空気中の水が「水」に戻ろうとします。
そのため、温度が低くなるコップに水滴がついたり、窓に結露ができたりするんです。

エアコンの内部にも、同じことが起きています。
だから、水とは無縁の機会に思えるエアコンから、水漏れが発生するんですね。

原因をさぐる前のチェック項目2つ

エアコンのリモコン

早速エアコンを調査!…といきたいところですが、ちょっと深呼吸。
原因をしらべる前に、確認してほしいことが2つあります。

コンセントを抜く

エアコンの水漏れをさぐる前に、必ずコンセントを抜いてください。
水が出ているので、漏電のキケンがあります。
火事などの2次被害とならないよう、必ずコンセントは抜いてくださいね。

床にバケツをおく

水漏れした状態のまま放置しておくと、下の階へ水漏れする可能性があります
どこに水滴がおちるか見当が付いて入れば、バケツを置いておきましょう。
水漏れが広範囲になる場合、ピクニックシートなどしいておくと安心です。

さて、いよいよ3つの水漏れタイプと解決方法をご紹介していきます。

【原因1】かべがぬれてる!本体や壁を伝う水漏れ

エアコンの水漏れ

本体からの水漏れや、エアコンの後ろから水漏れしている場合、先ほどお伝えした通りドレンホースが原因であると予想されます。
その中でも原因が多いのはドレンホースのつまり。
まずは自宅にあるもので、つまりが解消できるか試してみましょう。

>>方法はこちら

掃除機を使用してドレンホースの汚れを取ってみても、まだ水漏れするようなら、ドレンホース用のサクションポンプを試してみてください。

サクションポンプとは「吸い出す」ことが目的のアイテム。
ドレンホース用のサクションポンプがあれば、より強い力でゴミを吸い出すことができます。

価格も2,000円前後とお手頃なので、「修理代を節約したい!」と思ったら試してみる価値はあるかもしれませんね。

それでもエアコンの後ろから水漏れするようなら、ドレンホースの劣化やホースが途中で折れているかも
修理業者さんを探して、修理依頼をした方がよさそうです。

【原因2】水が降ってくる!?吹出口からの水漏れ

吹出口からの水漏れ

吹出口から水漏れしている場合、内部の熱交換器に水が付きやすくなっている可能性があります。

エアコンをつけた後、上から水滴が降ってきて「うわっ冷たい!」と思ったことはありませんか?
吹出口から水漏れしている可能性大!

このとき、すぐできる対応が2つあります。

  1. 風向きを「上向き」に変える
  2. フィルター掃除をする

それでも水漏れが改善されない場合は、修理業者さんに相談してみましょう。

注意して欲しいのは「エアコンクリーニングではなおらない」ということ。
エアコンの水漏れは、修理にあたります。
クリーニングとは異なるという点、おぼえておきましょう!

【原因3】本体じゃない?その他の水漏れ

その他の水漏れ

「水漏れしているけれど…本体じゃないところから水漏れしているかも?」
配管や外へつながる接合部分から水漏れしている場合、自力での解決はほぼ不可能です。
修理のプロの力を借りましょう。

ちなみに、エアコンの室外機からの水漏れは故障ではありません。
暖房でも冷房でも、水が排出されるしくみになっています。

けっこう高い!エアコンメーカー別修理代金

修理代金

「修理ってどこに頼むと安心?」
「いくらかかるの?」
実際に修理を依頼するとなると、業者を探すのもひと苦労です。

一番安心なのは、やはりメーカー修理ですよね。
エアコンはメーカーごとに構造が異なるので、一般業者だと「そのメーカーは修理不可だよ!」と言われてしまうこともあるんです。

各メーカーが、どのぐらいの料金でエアコンの水漏れを修理してくれるのか、調べてみました!

メーカー 金額
三菱 7,000-67,000円 +税
Panasonic 45,000-58,000円 +税
日立 修理費未回答 別途出張料あり
シャープ 10,000-26,000円 +税
ダイキン 8,400-30,800円 +税

※2018年6月調べ(詳しい情報はメーカーサイトをご確認ください。)

「出張料あり」となっていないメーカーも、場所によっては出張料がかかる場合もあるようです。
実際に修理を行わなくても「点検料」として5,000円程度必要になるメーカーもあります。

こうしてみると、かなり高額ですね…。
できれば水漏れとは縁のないエアコン生活を送りたいものです。
ではエアコンからの水漏れを、予防する方法はあるのでしょうか?

エアコンの水漏れは予防できる!

水漏れ予防

一度水漏れしてしまったら、なんども繰り返してしまうエアコンの水漏れ
その原因はホコリやゴミなどの汚れが、たまっていく事にあります。

エアコン内部にたまった水分を外に出す時に、ホコリも一緒に流れ出ます。
それがたまっていくと、ドレンホースがつまってしまい、結果として水漏れにつながるんです。

まずは、自分でできる水漏れ予防法からご紹介しますね。

自分でできる簡単な予防方法

フィルター掃除をする

自分でできるエアコンのお手入れとして、浸透しつつあるフィルター掃除。
掃除の方法は、こちらのフィルター掃除の記事を参考にしてくださいね。

ドレンホースにキャップをつける

ドレンホースにゴミや虫が入るのを防いでくれます。
200円程度で購入できるので、お財布にもうれしいですね!

年に1度はエアコンクリーニングをしよう

エアコンクリーニング

エアコンからの水漏れを予防するには、定期的なエアコンクリーニングがおすすめです。
エアコンの水漏れは、修理をした後に繰り返す傾向にあります。

せっかく水漏れを修理しても、くり返してしまっては時間も手間も無駄になってしまいますよね。

くり返さないためには、ホコリやゴミをためないよう日頃のお手入れが大切。
フィルター掃除だけでは取りきれないホコリやゴミは、高圧洗浄でのお掃除が必要です。

奥につまったホコリやカビをしっかり落とすことで、ドレンホースのつまりを防ぎ、水漏れの再発を防ぐことができます

つまりエアコンクリーニングは、エアコン水漏れを防ぐための予防注射と言えるんです!

エアコンスプレー等で済ませずに、中までしっかり高圧洗浄できるエアコンクリーニングを習慣にしてくださいね。

みんなの生活市場では、エアコンを分解して高圧洗浄を行います。
同時に室外機のクリーニングも行えば、エアコンからの水漏れ予防に効果的ですよ!

まとめ

いかがでしたか?

エアコンからの水漏れを発見したら、

  • まずドレンホースを掃除する
  • それでもダメなら、原因を探る
  • 定期的なエアコンクリーニングで水漏れを予防しよう

この3つのポイントに気をつけて、対処していってくださいね!

一番大切なのはエアコンの水漏れを予防すること。
ホコリやゴミが水漏れの原因になるのなら、それを前もって取り除く必要があります。

そのために、定期的なエアコンクリーニングが必要なんです。
みんなの生活市場では、1台12,800円でエアコンクリーニングができます!

あなたのエアコンから、水漏れがなくなることを願っています。

クリーニングのプロが、掃除のあれこれを教えます。

みんなの生活市場スタッフイラスト

家の汚れが気になった時、ニオイが気になった時、あなたはどうしますか? そんな時に役立つお掃除の情報をご紹介します。

エアコンクリーニングの豆知識
ハウスクリーニングの豆知識